明日,スクーで生放送の予定でしたが,台風の影響で,延期と決まりました。
24日(日)の午前11:00~11:30と変更になりました。
テーマは同じです。
「横山験也の算数の授業」です。内容は,以下の5項目。
--
◆04 分母、分子から古代中国を覗く
◆05 世阿弥も分数を活用していた
◆06 形式分数ってご存じですか
◆07 帯分数の読み方は戦後変わった
◆08 日本最古の分数は神社への勅(みことのり)
--
途中で,手作り教具「分数の紙」が登場します。
分数入門用の教具として,最高峰に位置する手作り教具です。
また,05が終わったところで,新しいソフトを1本,御披露の予定です。
そのソフト,見ると,教室で使ってみたくなる面白さと学びがあります。
さてさて,どんなソフトでしょう。
どうぞ,お楽しみにして下さい。
--
1年生のたし算(2)のソフトをご紹介しましょう。
俗に,「さくらんぼ計算」と言われている方法が,ばっちり学べるソフトです。
「さくらんぼ計算」というのは,計算のやり方の見た目が,どことなくサクランボに似ているから,その名がついています。
大事な肝は「とにかく,“10”を作る!!」ということです。
答えが10を超えているので,とりあえず,「10」をつくれば,後は何とかなる!というのが,このサクランボ計算の重要な考え方です。
そのために,「6」が「1」と「5」に分かれます。
「1」は「9」とくっついて「10」となります。
ですので,「1」は「くっつきんぼ」と言います。
「5」は残されているので,「のこりんぼ」です。
9とのくっつきんぼはいくつか?
そんな風に考えて進めていきます。
赤いボタン「1」をクリックすると,この一連の様子を,順次,アニメーションで見ることができます。
さらに,①~④の言葉の説明も載っています。
ここ,なかなか面白い問題を含んでいます。
計算はしっかりできるのに,説明文の虫食いに答えられない子がいるのです。
それは,数の分解は板書されますが,説明は口頭ですまされることが多いからです。
特別支援で「同時処理」と「継次処理」と,子どもの特性が説明されています。同時処理タイプの子には映像的に,継次処理タイプの子には文章的にアプローチします。
その両方を,しっかり見ることができたら・・・。
意味の理解がしっかりしてきますね。
数の方でアニメーションをちょっと見たら,それに対応する説明文の答えを開き,子ども達に元気に音読させます。
クリックすれば,すぐに次の問題で同じように取り組めます。
何度か繰り返せば,面倒くさそうなこの説明も,さほど難しい所ではなくなりますね。