b86372年生で学習する「1万までの数」。その中では、あといくつで1万になるかの勉強もします。数の補数を考える勉強です。
それをしっかり勉強できるようにと願って作ったのが、このソフトです。(『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(2年3巻)に入っています)

[桜]スライダーを動かすと、画面に見えている8300が1000~9900まで100単位にどんどん変わります。
ですので、「9900はあといくつで10000になるか」など、出したい問題をスッと提示することができます。子供たちの様子に応じて、出題できるのが、この[桜]スライダーです。

カバのクリックボタンも用意してあります。こちらは、クリックすると問題がランダムに出てきます。考え方に慣れてきたら、「クリックボタンで練習」という学びができます。

このソフトの良いところは、図が出てくることです。
[図]ボタンをクリックすると、数直線と黄色いテープがでてきます。このテープは1000単位のテープと、100単位のテープで構成されています。ですので、大きな数の構造も一緒に学ぶことができます。
さらに、ボタンをクリックすると、青テープが出てきます。これが答えとなる数をあらわしています。

そうして、そうして。
この黄色と青のテープが出たまま、[桜]スライダーを動かすことができます。
スライダーの動きに合わせて、黄色・青のテープの境目が変化していきます。
問題文の数も同時に変わります。
それが、妙に面白いのです。興味を惹かれます。

こういうところが、算数のちょっと深い面白さなのだと思っています。