チーム算数で佐々木先生からご要望のあったソフトを作り進めています。
末位に0があるとき、ちょっとずらして計算すると簡単にできることを伝えるソフトです。
薄くなっていますが、「筆算」のボタンがあります。
これをクリックすると、式のところから数字が飛び出し、ひっ算の位置に配置されます。
すると、画面の上の図のようになります。
末位の0が、どうにもずれています。
子供たちは、きちんとひっ算を学んでいるので、数がずれていることに違和感を感じます。
妙だと思います。
その思いをぐっと抑えて、赤丸ボタンをクリックします。
するとどうでしょう。0ではないところの計算が進みます。
忽然と「?」ボタンが登場しています。
クリックすると、末位の0が飛び出して、答えの位置に配置されます。
そうして、「ハハーン、そういうことか」となります。
簡単にやるときには、ちょっと妙なやり方でやっても、特におとがめが無いのが算数です。
ここから、そうか!と拡張的に頭が働く子は、算数のセンス大です。0をうんと増やして問題を作ってみたくなったら、すばらしいです。
また、どうしてこういうやり方でできるのかと考える子がいたら、これもグッドです。分析的に頭が働いているのです。430は「43」と「×10」であり、600は「6×100」だから・・・と考え始めたら,「たいしたものです!」と言いたくなりますね。
ソフトが完成したら,もっと算数サイトにアップします。
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『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(3年3巻)
0のかけ算とかけ算のきまり ソフト数13本
かけ算のひっ算(1) ソフト数37本
かけ算のひっ算(2) ソフト数13本
良いソフトです。