8601_4003年生で学習する正三角形を敷き詰めるソフトです。
灰色の枠の下部にあるオレンジと青の正三角形をドラッグして,灰色の中に落とします。

面白いのは,図形をドロップすると,吸い付くようにピタッと止まることです。
ですので,一番重要な「敷き詰める」という学習がとっても簡単にできます。

敷き詰めるというのは,
(1)重ならないように
(2)隙間がないように
配置するということです。

どうして,敷き詰めが重要なのかというと,例えば,右の正三角形を敷き詰めたとき,図形の中に「平行四辺形」「台形」「ひし形」「大きな正三角形」などが見えてきますよね。
ですので,敷き詰めて遊んでいると,図形を見る目が肥えてくるのです。
その上に,長い直線が見えてきたとか,6枚で正六角形ができるとか,「直線=180°」「1回転=360°」など辺や角に通じる素地を身につけることができます。

ですので,授業でも時間を取って,こういった算数的体験学習をしています。
分かったことを発表してもらうとき,算数用語を先生がどんどん使うと,子どもの方もつられて使い始めます。
これが,算数的体験を,頭の中で算数的に整理する学習になります。

藤本先生とのコラボで生まれた,面白いソフトです。
これも,「子どもが夢中で手を挙げる算数の授業」クラウドにアップしていく予定です。
クラウドには,現在,1300本ほどのソフトがアップされています。
12月以降,準備が整い次第,あと100本ほど,順次,追加していきます。
充実した算数ソフトのクラウドになっていきます。楽しみです。