8533入学前の子にも,算数ソフトが好かれているので,4歳5歳向けのソフトを作ってみました。

大人気の「つかまえろゲーム」ソフトです。
サイコロの目を見て,あっている数字をクリックします。

小学生なら,「図の6」は「数の6」と直接結びつきます。
ですから,即座に水色の6をクリックしてきます。

年齢が下がると,直接の結びつきが,まだ,あまり強くありません。
なぜかというと,両者の間に,両者を結びつけている「音声の6」が存在しているからです。
「図の6」=「音声の6」=「数の6」

つまり,「図の6」=「音声の6」と,「音声の6」=「数の6」の両方が確実になって,さらに,両者が結びついて,初めてOKとなるのです。なかなか手間がかかっているのです。

「図」と「数」の間を「音声」が結んでいると分かると,ちょっと工夫したくなってきます。
元小学校教員の血が騒ぐのです。

どこかに音声を入れたいと思いました。
それをどこにするか。これも,ちょっとした頭の使いどころとなります。
私が選んだのは,「図の6」(さいころの6)のところです。
画面をよく見ると,音声が出るような印が付いていますね。
図(さいころの目)をクリックすると,「ろく!」と声が出てきます。

この数の音声ですが,これがなかなかの曲者です。
6や1など,大方は問題ないのですが,4は,2通りの呼び方があります。
4=し,よん
数を順番に数えるときは,「いち,に,さん,し」となり,「4」は「し」と発音されます。
しかし,単独の「4」は「よん」と呼ぶことが多いです。聞き分けやすいからです。
それでも,人によっては,単独でも「し」と発音する人もいます。
これをどうするか。これもちょっとした問題となりましたが,なんとか工夫して解決しました。
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