工藤先生から,なるほどメールが届きました。そこには,図形は絶品だとありました。
4年生の角の勉強で,作図が出てきます。作図のやり方を学ぶソフトが,このソフトです。クラウドの4年の「角の大きさ」の中の「08B」がこのソフトです。
桃太郎を左右に動かすと,1°~180°の範囲で角度を指定することができます。
そうして,[1]をクリックすると,分度器と鉛筆が登場します。
鉛筆を動かすと,三角マークも動くので,「ここだ!」と思ったところで,クリックします。
外すと「ちがうよ!」と表示されますが,当たると「せいかい!」とでます。
それから,[2][3]をクリックすると,定規が出て,ラインが引かれます。
工藤先生は,こういう図形のソフトで,一番有りがたいのは,「繰り返し,何度でも見せることができる」点にあると書かれています。
しかも,操作はドラッグ・クリックだけでとても簡単。
それでいて,分かりやすく表現されています。
ですので,一斉指導の後,定着の浅い子や,まだピンと来ない子には,ソフトで確かめを促すことができ,その間に,先生は個別指導に回るという指導ができます。
一人で指導しているのですが,まるで指導者が2名いるような状態になるそうです。
マウスを操作する子ども達は,ソフトを操作できるので,「いやいや」という気持ちにはならず,自主的な前向きな気持ちになります。また,自力で進める子は,線が曲がるなど,ちょっとした所を先生に個別指導していただけるので,これまた,良い感じになります。
そうして,工藤先生は,「ソフトはイヤな顔をしないで張り切って繰り返し教えてくれる」と感想を書かれていました。
よく考えれば,そうですよね。何度も繰り返されたソフトが,イヤな雰囲気を出したら,気持ち悪いですよね。
教材なので,何度繰り返しても,初心忘るべからずのように,いつものように元気に表現してくれます。
こういう教材の活用が進むと,さらに,効果的な授業が進むのだろうと思います。