5年生で「平均」を学習します。
その中に,ハイクラスの勉強として,「仮平均」が登場します。
ここは理解がなかなか難しいところです。
ところが,そこを「算数数学好きを増やす会」の奥田吉彦先生が,全員理解・全員クリアを実現しました!
嬉しい限りです。
奥田先生からいただいたメールを御紹介します。
---
5年算数 平均を工夫して求める授業で 「子どもが夢中で手を挙げる算数の授業 小学5年生」 を使ってみました。 「仮の平均を変更したら、どうなるのか?」 と子どもから、質問がありました。 「操作してみましょう。」 児童が操作すると、 「うわー」 という反応。 このソフトはすごい。 ※奥田先生のHP ---- ソフト画面の右端に鉛筆ボタンがあります。 これを上下にドラッグすると,仮の平均の位置を変更できます。 仮平均を変更すると同時に,数値も変化します。 その変化を見ることで,子ども達は仮平均のきまりをどんどん理解していきます。 -- 授業では、このソフトをテレビ画面に映しだし、 教科書の問題をする。 わからなくなったら、テレビ画面を見て考える。
すると、教科書の問題1ページを終え、 更に、算数のドリルを半ページをクリア。 全員が正解-すごい。 児童も笑顔。教師も笑顔。 元気になりました。 --- 算数は理解が一番大事です。 理解しやすくした見せ方で,算数を子ども達に見せることです。 理解の原理は 1)図・数・式の同時認識 2)3事例の連続提示 「デカルト方式」です。 算数ソフトを使って授業をすると,この「デカルト方式」が自動的に満たされていきます。 ですので,「先生の腕」+「優れた教材」=「わかる・できる・楽しい授業」となるのです。 奥田先生のクラスのように,ハイレベルの「仮平均」も全員が正解となる教室が全国に広まって欲しいです。 授業の創意工夫という面でも,奥田先生の指導は秀逸です。 これから先も,注目をしていきたいと思っています。