8610_4005年生の面積のソフトです。
何年か前に,こういうソフトを作りたいと思ったこともあったのですが,プログラムが難しく,スルーしていました。
ところが,ベクターシェイプを操れるようになったので,こういった図形関係のソフトは,かなり良い感じに作ることができるようになりました。嬉しい限りです。

学習して欲しいことは,アとイの面積が等しいことを証明しましょうとことです。

普通の授業では,決められた形だけで考えるので,算数が苦手な子には,ちょっと辛いです。
そこで,このソフトでは,ABCDとカが動くように作ってあります。
長方形のようにすることもできますし,平行四辺形のようにすることもできます。
正方形らしくも形作れます。
こういう典型の形になると,確かに「等しい」と分かります。

それでも,図のように妙な形をした台形の場合は,等しいと言い難い気がしてきます。
こんな時の解決策として,面白いのは,
1)白い三角形が透ける
2)AとDの頂点が重なる
この2つですね。
とくに,2は,三角形になるので,大きな三角形を意識しやすくなります。
そこから,「三角形-白いところ」とつながると,嬉しいですね。
図形が動くので,面白いアイデアが子ども達から出てくるかもしれませんね。
このソフトを手にした先生は,子ども達と楽しく考える授業ができますね。

このソフトは,内藤先生とのコラボソフトです。内藤先生のお声がかからなかったら,作るのが数年先になっていたと思います。
完成には,もう少し改良をすることになりますが,完成したら,「子どもが夢中で手を挙げる算数の授業」クラウドに,アップする準備をしていきたいと思います。オープン時にはアップできそうにありませんが,12月頃にはアップできるといいなと思っています。