昨日の続き。
6年生の「速さ」のソフトです。単位を付けて式を書く,福嶋先生とのコラボで開発しているソフトです。次元解析のソフトです。
式に単位が付いています。
「km/時」と「時間」です。
これらの単位をかけ算すると,答えの単位はどうなるでしょう。
式に単位を付けて,思考力を鍛えていこうとする先生は,こういうところも,子ども達にちょこっと考えさせてくれます。
こういう単位付きの式の指導は,普通に式を書くより,ちょっとややこしくなるので,指導がそれなりに大変になります。
ところが,このソフトを使うと,指導が非常にやりやすくなります。
問い方が簡単になり,子ども達も食らいついてこれるからです。
例えば,こんな風に問うてみるのも良いです。
「黄色の単位をクリックしたら,何が出てくるかな?」
すでに,黄色の所が気になっています。
そこへのだめ押しのように問いが出されるのですから,何かしら,頭の中に答えが出てきます。
しかも,その問いに対して,かしこまらずに,子ども達はクイズを楽しむかのように,あれこれ気軽に考えることができます。
思考をするには,もってこいの状態です。
それから,クリックして単位を見てみます。
すると・・・・!
ちょっとした見せ場が登場します。福嶋流の見せ場です。
それを見たら,「あー,そうか」と,出てきた単位の理由がつかめてきます。
福嶋先生の実践的工夫が,なるほど感を高めてくれます。
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「面積図」のボタンを押すと,小学校では絶対に出てこない高度な図が出てきます。
それを理解する子がいたら,高校生並の理解力と思って良いです。
そんなことを言いながら,「面積図」のボタンを押したら,真剣度マックスになるでしょうね。