8665_4006年生の逆数のソフトです。
完成には,ちょっと道のりがありますが,「整数編」がいい感じで進んでいます。

カードが4枚あるので,パッと見たとき,「どれとどれだ?」という気持ちになるのですが,2問,3問とやると,その決まりに気が付きます。
「整数と分母に着目すればいいのだ!」と,誰でもわかってきます。

「自分で決まりがわかる」というのは,算数の思考で最も大切にすべきところです。「理解」の根源です。
なにしろ,算数は関係の世界でできています。この関係というのは,物を見ていても見える世界ではありません。事例を複数知ることで,頭の中に構築されてくるものなのです。

「関係の把握(理解)」には,あらく3タイプあります。
タイプ1(レベル1) 丸暗記
タイプ2(レベル2) わけを教わる
タイプ3(レベル3) 自分で創り出す

丸暗記は理屈(納得)は後からでいいという形になります。
わけを教わるのは,考えてもわからない場合によく行われれます。あらかじめ考えているので,納得感がでます。
自分で創り出すは,複数事例を見ることで,自然にわき上がってきます。

どれが良いかは,時と場合によりますが,PCの発達でタイプ3も選べるようになったことが,今の時代です。
明治以来続いていたタイプ2までの教育が,誰でもタイプ3までいけるようになったのですから,良い時代になったと言えます。

早めに完成させたいと思います。