6年生の「速さ」。
この単元の基本といえば,50mを8秒で走ったとか,40mを7秒で走ったという記録です。
この単元は,「単位量当たり」という考え方の流れを汲んでいるので,これを普通は「1秒当たり」の秒速で比べます。でも,考える力を高めるためたい場合には,「1m当たり」で比べることもできることを学んだ方が良いです。
「1秒当たり」「1m当たり」。
この両方の見方を分かりやすく表現するときに,役立つのが線分図です。
でも,どうやったら,その「分かりやすさ」を示せるのでしょう。それが頭の使い所です。
私の雰囲気ですと,道のりの方から動き出すのが「1m当たり」。時間の方から動き出すのが「1秒当たり」という感じにすると,少し分かりやすくなるかなと思っています。
でも,こういうのは,実際に付くって動かしてみないと感触がわかりません。
今週中には作り進めて,現状の言葉で理解する状態よりは1歩も2歩も分かりやすいソフトに仕上げたいと思っています。
ところで,「速さ」という概念ですが,これを考えついたのは,万有引力で有名なあのニュートンです。時間と空間を結びつけて考えたのです。ニュートンは算数・数学でも偉人です。