「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABE イニシアティブ)」に参加しませんかと,JICA(国際協力機構)から連絡が来ました。
アフリカの教育に算数ソフトで貢献したいと思っているので,即,参加することに決めました。
開催は,26日,27日。
26日の夜には,その様子がNHKのニュースwebに流れていました。
さくら社が参加したのは,このニュースが出た翌日の27日です。
朝,会場に行き,ブースのセッティング。
セレモニーが終わっていよいよ交流のはじまりとなります。
申込書を見た時から,主たる内容は医療・農業・ITなど,即座にお役に立つ内容ばかりだったので,ブースのセッティングをしつつも,この会場に算数での参加はちょっと場違いかな・・・と思っていました。
ところが,ところが。
ばりっとスーツで身を固めたアフリカの若者達(30才~40才位)が,さくら社のブースにどんどん押しかけてきます。「わんさか,わんさか」状態です。
しかも,会話は英語。
ブースには英語堪能な人が1名,やや出来る人が1名という布陣にしました。
目立たない算数ですから,これで十分な対応ができると思っていたのですが,とんでもない状態でした。
急ぎ,会場の通訳スタッフにお願いして,ブースに張り付いていただきました。
お陰様で,何とか対応出来た次第です。
アフリカの若者たちにとって,教育は重大な関心事だったのです。
自国の教育をしっかりさせたいとい強い思いが,一人一人の胸中にあるのです。
その思いが,対応する度にどんどん伝わってきました。
(つづく予定)