「有田和正継承セミナー」でお話ししようと思っていて,しなかったのは,『日めくり 有田和正 追究』の17日目のお言葉です。
授業のネタをためよう
若い頃は,まだ教科書でパンパンなので,ネタ集めどころではないと感じるかと思います。
そこを,グッと乗り越えて,ちょっとした材料を手に入れておくと,授業ってこんなに面白いのだと感じるようになります。
そんな思いもあって,家にある材料を会場に持って行きました。
もう,私は使う場面が無いので,フロアの先生方に差し上げようと思い,袋に入れたのです。
それもこれも,有田先生の追悼セミナーだからです。
話の節々で差し上げた材料は,主に6年生の歴史に関するものでした。
☆関ヶ原の合戦,東軍・西軍の旗が載っている下敷き
☆関ヶ原の合戦の屏風のミニチュア
☆徳川家康の下敷き
☆小判のレプリカ
☆金印のレプリカと判子
☆伊能忠敬の日本地図絵はがき
☆カンボジアの地図帳
小判は大変怪しい使い方をしました。
セミナーの最後には,QAが予定されています。
自分は関係がないと思っていたのですが,会場に入ったらQAにも御登壇をと言われ,急遽,小判の使いどころを変えました。
質問が出て,答えに困った時,知ったかぶりをして話すのは礼に反します。
だからといって,知りません・分かりませんとストレートに言うのも何なので,ちょっと戯れて小判を渡して「お主も悪よのう」とすませることにしたのです。
そうしたら,本当に答えにくいQが出たので,小判を出して「後はよしなに」としました。
これが妙に受けて,質問をした先生も納得してくれました。
材料は魔力を発揮する事があるのだと感じた一瞬でした。
席に戻ったら,隣の俵原先生が「前に,私も小判をいただきました」と言っていました。
材料は記憶に残ります。
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このセミナー,中央の最前列に品川先生とそのお友達2名が姿勢良く陣取っていました。
姿勢の良い人は,基本的にまじめです。
この3人も礼に違わず,非常にまじめに協力してくれました。
おかげで,私の口調もなめらかになりました。
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野口先生との忘年会(13日の土)の参加者が1名増えました。
5人になったので,盛り上がりそうです。楽しみです。
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