有田先生のセミナーで,一番最初に話の材料として出したのは,有田先生の日めくりです。
『心に刻む日めくり言葉 子どもを育てるための 有田和正 追究』 (有田和正著)
特に5日目に記されている「教材七分に腕三分」をお伝えしたいと考えていました。
解説が載っています。
これが,実に良い言葉です。
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授業は,材料であるネタ(教材)をいかに面白く創るか,いかに新鮮なものにするか,いかに意表をつくものにするか,子どもの固定観念をひっくり返すものにするかということが七分です。
しかし,いくらいいネタを開発しても,ネタを生かす三分の腕(技術)がなくては,生かすことはできません。
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これですよ。
ここを読むだけでも,十分にOKです。
この有田先生の日めくりを持って行こうと思ったのは,この日めくりにも古川先生のご協力が入っているからです。
奥付には,
著 有田和正
執筆 有田和正
協力 古川光弘
と印刷されています。
古川先生には,新刊の『今こそ社会科の学力をつける授業を――有田式授業づくりに学ぶ』にもご執筆などのご協力をいただいていますが,ずっと以前から,有田先生と言えば古川先生ということで,お力添えをいただいています。
そんなこともあって,まずは,この日めくりを先生方に見ていただき,それから私の思う有田実践を語らせていただきました。
有田先生のセミナーは,これから先も,全国各地で展開されます。
有田先生の太い幹から,しっかりした枝が大きく育って欲しいと願っています。
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