b8605お届け物があって,有田先生の所へ,また行ってきました。

部屋に入り,まず驚いたのは,酸素吸入をつけておられなかったことです。
伺えば,吸入をしないでどれだけ酸素を吸い込んでいるか確かめているとのことでした。
ですので,ごく自然な形でお話しをさせていただきました。

有田先生は,23日(土)に開催される,三省堂本店のトークイベントに,佐藤正寿先生が御登壇されることを,とても喜んでおられました。
◆彼は熱心だからね。
◆彼はよく研究しているからね。

有田先生が御高評される佐藤先生,ビッグサイトでも模擬授業のための教材研究について,少し語られていました。「教科書は全部読みました・・」。サラリと言っていましたが,驚かされる内容です。
土曜日は,その佐藤先生の「教師」としての考え方を聞けるので,それがとても楽しみです。

上條先生は,ディベートなど新しい指導法を日本の教育現場に合うように導入してきた,先進的な先生です。
今回は,きっと「質的研究」の話しが出てくると楽しみにしています。質的研究というのは聞き慣れない言葉ですが,「教師教育」と一緒に,これから普通に使われる言葉になっていきます。
新しい考え方を学べるので,上條先生のお話も楽しみです。

佐藤先生と上條先生の話しから,自分自身を教師としてさらに高めていくあれこれを多いに学べるトークイベントなので,懇親会では,教師教育として何を感じ取ったか,近くの先生にきいてみたいと思っています。

有田先生と歓談中,看護婦さんが入ってきました。
「息子さんですか」と言われ,ただただ恐縮しました。
そうして,良い教材があると授業の展開が大きく変わることを,今回も熱くお話し下さいました。
良い教材を見つけられるか。自作できるか。
これが授業の分かれ目なのです。