北海道の渥美先生から,とっても嬉しいfacebookメールをいただきました。
難聴のお子さんが,お母様のがんばり,本人の努力,渥美先生の御指導で算数を張り切って取り組んでいます! 算数ソフトを作ってきて,本当に良かったと実感しています!

渥美先生の感動的メールを,是非お読みください。
----
横山先生,渥美です。
Facebookに不慣れで,ここに書いて良いのか,ちょっと心配なのですが,感謝の気持ちを込めて書きます。

ブログに私のメールをご紹介下さり,大変感謝しております。有難うございます。
私の学級には,難聴の子がいます。
難聴の子供は,抽象概念の理解に苦労する傾向があるのだそうです。(聾学校の先生から教えて戴きました)
ですから,1年生の時は,数と量の概念を形成するのに大変苦労しました。数の大小を比べる問題が出来なかったのです。
数の大小を比べるのに,黒板に書かれている字の大きさで比べてしまうような傾向があったのです。
それでも,しばらくすると,多い少ないは,指折り数えると出来るようになったのです。ですが,大きい小さいという考え方には,なかなか馴染めませんでした。

そんな彼女が,授業で算数DVDを使い続けていると,いつの間にか出来るようになったのです。
勿論,母親の努力もありました。(月一で面談をしています)本人の努力・資質もありました。
しかし,私の実感として,このソフトの威力が彼女にとってプラスに働いているのを強く感じています。ソフト無しでは,今の彼女の算数の学力はここまで伸びていませんでした
今は,大変張り切って,九九の学習に取り組んでいます。5の段上り下り,2の段上り下り,3の段上りに合格しました。無論他の子にとっても然りです
過日聾学校の先生に算数授業を見て貰いました。その際にソフトを使い授業しました。そして,その後のカンファレンスでしっかりと宣伝もしておきました(^_^)。

長くなり失礼致しました。有難うございました。
-----
昨日も感動しました。
今日も大感動をしています。

たとえ1年生,2年生の内容でも,それが分からない子にとっては,その先の学年での算数の時間が「何も分からない時間」になってしまいます。「地獄の時間」です。地獄にはいたくないので,次第に不登校などマイナス方向に歩む子もいます。
渥美先生は,それを未然に防いだのです。
素晴らしい実践です。感動的教室です。
私の作った算数ソフトも,渥美先生の指導教材として使われたのです。
作り手として,算数ソフトをほめてあげたいです!「よくぞ頑張った!」と。

渥美学級を見学したい!という気持ちに駆り立てられています。