中嶋郁雄先生のブログをご覧になりましたか。
最新の号は「一石二鳥 倍速学習」です。

6年生の比の学習の第1時間目で算数ソフトを使ったら,第2時間目の内容にまで自然と進んだという,倍速の授業の様子が記されています。

第1時間目は,スプーンは「8:10」であり,水の量は「32:40」と,それぞれを比で表すことが分かれば,それでOKとなります。

ところが,中嶋先生のクラスでは,比で表すところに留まらず,学習がグイグイ進みました。
スプーンの数の比と,水の量の比が,どちらも同じ比であることに,子ども達が自然と気がついたのです。
「8も10も,4倍すれば,32と40になる!」
といった,倍の関係になっていることに気がつき,ついには,第2時間目に教えるはずの「等しい比」の学習も終わってしまったそうです。

算数ソフトで,問題を何問も続けて出すことで,子ども達はそこに示される数の関係を見つけ出していきます。これが,「等しい比」につながったのです。中嶋先生のお力で,また,新しい算数の指導が一つ誕生しました。
嬉しい限りです。
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この日のソフトは『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(6年2巻)に入っています。
ぜひ,使ってみて下さい。