【横山験也のちょっと一休み】№.2111
■野口先生と忘年会
野口先生御一行様との忘年会。
その日はクリスマスイブ。
それなのに、参加者は当日まで増え続け、ついに2桁になりました。
御一行様はモラロジーの一泊二日の合宿研修に参加したその足で会場へ移動です。
(モラロジーとは、モラル(道徳)とロジー(学問)を組み合わせた新しい学問分野の名称です。[モラロジー研究所HPより])
モラロジー合宿の直後だったためか、すでにホットな状態で、何人かの先生方は自分たちのことを「モラロジアン」と呼んでいました。
そう言うだけあって、話の節々に道徳の話題が出ていました。
その内容が、レベルの高い道徳だったので、忘年会とは別の意味で居心地がよかったです。
■クリスマスツリー
さくら社に小さなクリスマスツリーがやってきました。高橋さんが持ってきてくれたのです。
それを忘年会のテーブルの上に・・・と会場に持っていくつもりだったのですが、出かけにバタバタして社に置き忘れました。
もったいないので、今は自宅のテーブルの上です。
■「雨のバス停留所で」
忘年会では一人一人のスピーチタイムがありました。
司会の山中先生が、「お一人5分」となかなかのロングタイムを命じています。
モラロジーの研修で道徳教材の「雨のバス停留所で」が扱われたようで、その流れで私はスピーチでその教材解釈を少し話さねばならない状態になりました。
そういう状態になったので、5分というのはなかなか良い長さだと感じた次第です。
肝になるのは、「バスに乗る順番に、どんなルールがあるか」です。
これが分かれば、基本的にこの教材を使って良い授業ができます。
ルールは2つあります。
その上に、そのルールを道徳として何と把握すべきなのか。
これを常識として知っていれば、さらに良い授業ができます。
そうして、最後の抑えとして、大前提となる道徳の心構えが分かれば、ほぼ完璧です。
よし子のような行動はとらずに、極めて精神構造の高い(モラルの高い)方向で行動できます。
こういう部分が、「学問道徳」と言われる部分で、勉強をすれば誰でもわかるようになります。
その基本は「論語」です。『日めくり論語』が教室の机の上にある先生は、学びが少し早くなります。
「雨のバス停留所で」については、前回の「チーム算数」で語られましたが、新しい資料を薮田先生に持ってきてもらうので、次回の「チーム算数」で再度扱う予定です。
今のところ、常連5人+1人の参加となりそうです。
「チーム算数」という名称、次回から「チーム横山」に変更する予定です。
来年の野口先生との忘年会は台湾の南部での開催となります。
野口先生のお話だと、現地集合とのことです。
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