この本を,今の時代に読む人はいないだろうなと思いつつ,ちょっと開いてみました。
算数ソフトを作る時に使っているソフトが,ディレクターです。バージョンが11.5まで進んでいます。
この本は,ディレクターのバージョン8の時代の参考書です。非常に詳しい本で,ある程度の水準にある人には,手放せない本です。
たまたま,開いたところが3Dのサンプルについて解説していたところでした。そこを良く読むと,どうも,パラメーターの設置ができるようなことが書いてあります。具体的にどういう事か気になり,サンプルソフトを開いてみました。
ところが,サンプルソフトのバージョンが古いために,開くためにはディレクター独特のバックアップ作業を要します。
それをちょちょいとやって,開いてみたら,これがとても勉強になりました。
パラメーターが作れたからと言って,作る作品に変化が起こるわけではありません。
作る過程が,ちょっと変化する感じです。
算数・数学的に言えば,文章問題を見て,未知数をXにして方程式で解いていくようなものです。具体的に考えて解くこともできますが,式が複雑になるので,修正がちょっと大変なのです。
そんな感触を受けています。
良い感触なのですが,これが身につくかどうかは,疑問です。
まずは,何をパラメーターとしたいか,そういった全体を見通す力量が必要に思えています。私のように,思いついたことをどんどん作り進め,後から,気に入らないところを直すというやり方では,ちょっとパラメーターは使いこなせないかもしれません。これも,やってみなければ分かりませんので,今作っている作品が完成したら,その次からちょっとチャレンジしてみようと思います。
今作っているのは,6年の速さのソフトです。
道のりと時間を決めて,それを1m当たり,1秒当たりで比べる勉強ができるソフトです。
まだ,もう少し,作り込む必要があるので,少々時間がかかっています。新年には,もっと算数サイトにアップできると思います。
この作品も良い感じの作品になりそうで,目下,気に入っています!