【横山験也のちょっと一休み】№.3731

大谷翔平選手が所属する「ドジャーズ」。
このチーム名と、小学校の定番スポーツ、「ドッジボール」が関係あることが分かりました。

ドジャーズと言うのは、英語で書くと「Dodgers」となります。テレビでもよく見かけるので、そのスペルには何も感じずにいました。
しかし、今朝、このスペルが急速に気になりました。

プログラムで色を指定をしていた時です。色見本を見ていたら「dodgerblue」が良い感じに目に留まりました。この色はdodgerという青なのだと伝わったのですが、「dodger」の意味が分かりませんでした。調べてみたら、「dodger」はドジャーズの単数形なのです。

念のために意味を調べたら、「dodge(ドッジ)」にerが付いた形なので、dodgerはドッジする人となります。dodgeは「避ける」なので、dodgerは「避ける人」となり、ドジャーズは「避ける人たち」となります。
しかし!
ここで疑問が走ります。
アメリカのプロ野球の球団名が「避ける人たち」ではちょっと情けないです。タイガースとかジャイアンツとか、相応に格好いい名前がつくべきです。
これは何かいわれがありそう。
Copilotに聞いたら、次のように返事をくれました。
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「ドジャーズ(Dodgers)」というチーム名は、元々ニューヨークのブルックリンに本拠地を置いていた時代に由来します。ブルックリンは、20世紀初頭には路面電車が多く走っており、その電車を避けて(dodging)歩道を行き交う市民たちの姿から、「ドジャーズ」というニックネームがつけられました。
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ドッジボールのdodgeも「避ける」です。
ドジャーズは市電をさけ、ドッジボールはボールを避ける。
この共通点は教育的に良いですね。
大谷選手のことを子ども達によく話す先生がいたら、ドッジボールで上手にボールをよけた子に、「キミはドジャーズだ」とほめてあげられます。きっと喜ばれるでしょうね。