鬼澤先生の企画で、調布で開催された「道徳読み」のセミナーでお話してきました。
駅に着くと、すでに鬼澤先生が迎えに来てくれていました。
おかげで、迷うことなく会場へ行けました。
会場の中も、すでに参加者が集まっていて、時刻通りにスタートしました。
今回は、午前中2時間のセミナーでしたので、
第1部 道徳のそもそも論
第2部 「道徳読み」
と分けて話しました。
たいていは短い時間で話すので、骨格を急ぎ足で話していました。
今回は時間があったので、少々ゆっくり目に関連話題を出しつつ、話しました。
特に、キチンと話しておこうと思ったのは、「道徳読み」の「①普通に読む」についてです。
これまでは、まだ実践している先生がいないこともあって、入門的に普通に読めばいいということを話していました。
しかしながら、今回は、「道徳読み」の実践をどんどん進めている熊谷先生の参加が前もってわかっていたので、「普通に読む」と言うことの質的変化について話しました。
質的変化と言っても、実践することで誰でも感じるわずかな変化です。
ですので、さほど重要でもないように思えますが、ここは結構重要なところです。
道徳の時間になったら自然に頭を切り替える力の有無にかかわるからです。
その熊谷先生が、道徳さがしで「おもてなし」に気が付きました。
それを聞いた私が感動しましました。
何気ない描写に「おもてなし」を感じるその心がまさに道徳です。
うれしいと感じた一瞬でした。
ゆっくりと「道徳読み」について話すことができ、充実した一日になりました。
企画をしてくれた鬼澤先生に感謝!
これでしばらく「道徳読み」のセミナーはありません。
この後は、来年となります。
その間に、鬼澤先生と熊谷先生で「道徳読み」の研究会を作り進めるかもしれません。
心根がいい感じの両先生ですので、品質の良い「道徳読み」へと発展してくれそうな気がしています。
※写真は鬼澤先生が撮ってくれました。ありがとうございます。