【横山験也のちょっと一休み】№.2185

■「道徳読み」で子ども達が落ち着く!■
道徳の授業にちょっと心配がある先生、20日に発売になる『道徳読み』をぜひお読みください。
教科書の読み物教材の授業が手軽に実践できるようになります。

なぜなら、この本には、こんな風に授業をするといい感じで道徳の授業ができますという「授業法」が載っているからです。
また、実践事例もしっかり載っています。

「道徳読み」の授業をしていると、とても珍しい現象が起こります。
「授業に慣れてくる現象」です。
普通の道徳の授業では、これがなかなか起こりません。
子ども達が「道徳読み」の授業に慣れてくるので、いつも通りの自然な流れで授業が展開されるようになっていきます。

また、子ども達は落ち着いてきます。
一生懸命に教材文と向き合うので、騒がしくできません。

さらに、子ども達は、自分で道徳を見つけて、そこに道徳を書き込んでいきます。
たとえば、ふざけているような描写のところに、線を引き、「まわりに迷惑」などと道徳を書き込みます。
そういう書き込みをしていると、自分からふざけることはできにくくなります。
教材文から見つけた道徳が、鏡のような作用を起こし、自分自身にも照らされてくるからです。

こんな感じで、道徳の時間に相応しい雰囲気になっていきます。

また、子供達は「道徳読み」のやり方が分かってくると、道徳の時間を楽しみにするようになります。
きっと、道徳を発見する喜びが、子供達の心をひきつけているのでしょう。

『道徳読み』(広山隆行編著)
とっても楽しみな本です。

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