【横山験也のちょっと一休み】№.2255
■校内研で「道徳読み」/山梨県■
山梨県の祝小学校に招かれて、校内研で「道徳読み」の話をしてきました。
読み物教材を使って、実際に道徳読みを体験しながら、話をすすめました。
基本的な立ち位置を、「既知道徳を太く豊かにする」ところに置いて話しました。
「道徳読み」は新しい道徳の授業法です。
それを祝小学校の先生方が気持ちよく受け入れてくださいました。
有り難い気持ちになり、最後におまけの話をしました。
祝小学校では「ことわざ」を覚える学習が全校体制で行われています。
階段の踊り場には、ことわざをマスターした子たちの栄誉を称えるコーナーもあります。
このことわざですが、道徳との相性がとてもいいのです。
「勝って兜の緒を締めよ」・・・高慢防止
「ならぬ堪忍するが堪忍」・・・忍耐
その昔、「道徳とことわざ」という企画が上がり、調べたことがありましたが、手ごたえがありました。
そんなこともあったので、ことわざを覚える祝小学校の子でしたら、もしかしたら道徳みつけで、脇にことわざを書く子が出てくるかもしれません。
すると、その子にとって書いたことわざが、道徳の思考ツールとして生きてくるようになります。
そんなことが、頭を巡ったので、最後に少し話しました。
「道徳読み」を実践している先生方の中からも、ことわざを活かしてく先生がいずれ出てくるだろうなと思います。
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「道徳読み」の校内研ですが、奈良県の小学校で7月にお話をしてきます。
また、大分市の道徳研究会でも7月にお話をしてきます。
大分では、もしかしたら大分大学の先生と対談ができるかもしれません。
そうなったら、ありがたいなぁと思っています。
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