【横山験也のちょっと一休み】№.2283
■若い先生の道徳授業がいいです!■
今日も、道徳読みのグループに若い先生からのアップがありました。
2年生を担任している鬼澤先生です。
教材文は実在した折り紙名人の吉澤章さんの話です。
その教材文を読み終えた時、子どもたちから拍手が起こったそうです。
感動的です。
鬼澤先生はその時の感動を記しました。
「良いものは、良いと感じ自然に拍手ができるクラスになっていて思わず泣きそうになってしまいました。」
そこを読んで、私も涙腺が緩みました。
さらに、鬼澤先生は続けます。
「普段の学級づくりもありますが、道徳読みの底知れぬ力を感じました。」
教材文を読んで、そこに道徳を感じられる子は、悪い道に入りにくいです。
悪い道に入る人は、やってはいけないことと知りつつ、その道を歩みます。
頭ではダメとわかっていても、心がそれを認めないのです。
心が曲がっている状態になっているのです。
そんな状態に陥ることも、生きていれば、起こりえます。
それをそうならないように自分からしていくのが、道徳として物事を見ようとする心なのです。
道徳の時間に教科書が使われるようになったのも、ありがたいことです。
教材文を使って、みんなで道徳として読もうとする心を育てることができます。
鬼澤学級の子は、実にいい育ちをしていると感じてます。
—
関連記事: