3年生の「円と球」のソフトです。
この単元には,7本のソフトがあります。
右の4枚の画像は,どれもその中の6番目のソフトの画像です。
6番目のソフトは,見て分かるように,よく出題される「箱の中の球」の問題です。
円の直径が分かっても,球になると急に??となる子がいます。
そんな子のために,このソフトを作りました。
斜めから見ている箱と球。
それを真上から見た形に画面が切り替わります。
その後,なんと,球の上半分が取れてしまい,直径が顔を出してきます。
ところが,その直径はそれぞれが好き勝手な方向を向いています。
そこで,「?」ボタンをクリック!
すると,直径が整列をします。
整列した途端,箱の縦や横の長さがスッと分かってきます。
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この問題,とても難しいところなのです。
普通に授業をしたら,何人かの子を取りこぼします。
でも,ソフトを見るとみんな着いてきます。
「具体的に見ていけば分かる」
と,このように言い切って良いと思っています。
重要なことは,算数を具体的に見せていくことです。
しかも嬉しいことは,分かるだけでなく,面白がることです。
子供達がノリノリになるそうです。
「?」ボタンを押すときには,全員で「整列!」と言ったクラスもあります。
「直径が整列する!」
こんな比喩的表現が自然と出てくるような楽しい雰囲気になります。
良いですよね。
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実際の授業ですが,教科書を開く前に,このソフトを見せて軽くみんなで考えてみます。「当たるも八卦,外れるも八卦」程度の軽さで見ていくだけでも,教科書の問題を自力で解きたくなる意欲が湧いてきます。イメージを見ているので,自分でできそうという気になるのです。
算数ソフトを使っていると,楽しい事前学習ができるのでいいですね!!
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