【横山験也のちょっと一休み】№.3744
諸野脇氏に薦められて、進化心理学をゆっくりと学んでいます。
初めのうちは何が何だかよくわからなかったのですが、少しずつわかってきました。有難い事に、今は頭の働き方に変化が生じてきていることを感じるに至っています。
若いころ、ちょうど20歳ぐらいの時です。偶然にも弁証法を学ぶ機会がありました。物事の上達をどう把握すればいいのか、それを単純な形で明快に示してくれていると感じ、実に面白い学問だと思っていました。かなりのめり込み、その方面の本を集中的に読んでいたころ、小学校の先生になりました。おかげで、教育実践を考える時に頭の中に第一の否定を起こすことが肝要とか、目的意識的に進めるとか、技-内-技に特化した指導をすべきだ、などと自然成長の自分では考えられない思考をするようになっていました。
この弁証法と似たような、それでいて全く違う角度からの事例を見通す面白さを進化心理学に感じています。
「学級会は5時間目よ」と若いころに学年主任の先生が教えてくれました。この先輩の言葉は刷り込み的に私の中に入り、その後も教えを守って5時間目に学級会を配置していました。
ところがある年、5時間目が全部埋まってしまい、別の時間に配置しなければならいことがありました。その時、5時間目に近い所が次点と思い4時間目にセットしたことがありました。
こんなこと、すっかり忘れていたことなのですが、進化心理学の本を読み進めていた時、ハッと思い出してしまいました。4時間目に学級会を配置したことは大きなミステイクだったと分かったからです。無知は恐ろしいとすら思いました。
進化心理学はこういう思いをさせてくれる面白い学問です。
面白いので、ついあれこれと実践に応用して考えてしまいます。
そうして、今行き着いているのは、
「小さな力で大きめの成果を引き出す思考法」
これは弁証法と同じです。
私は文献だけの学習ですが、この先もゆっくりと学んでいこうと思っています。
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私の書いた本です。ぜひ、お読みなってください。
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