まずは,出発前にほるぷ出版に寄りました。私の担当をしてくださっている方とあれこれ話し,新しい本を1つやってみる方向で話しが進みました。まだ,本決まりではありませんが,形になるようにあれこれ進めていきます。
道中は,『なぜ勉強させるのか?』(諏訪哲二),『間違えだらけの教育論』(諏訪哲二)を読みました。
子どもが変わった時点を「産業」「消費」と分けているのですが,小学校で教鞭を執っていた私にはピンと来ません。高校生はそうなのだろうと思うのですが,小学生相手だった私には,実感として伝わってきません。「変わる」 要因として,小学生には「産業」や「消費」はちょっと遠すぎるからです。
そういうズレを感じる所もありますが,両書とも面白いです。自前の教育論とか,教育哲学を構築したい先生は,諏訪氏の本を1冊読んでおくことも良いと思います。
新幹線の中は,退屈せずにすみました。
そうして,野口塾in津軽。ここに『行儀作法の教科書』(岩波ジュニア新書)を5冊持っていきました。工藤先生が机を用意してくださったので,本を並べました。セミナーが終了する頃には,5冊とも完売でした。何もCMをしなかったのですが,お買い求めいただけました。
きっと,「しつけ」とか「作法」とかが,先生方の日々の指導場面で大切になってきているのだろうなと思った次第です。
懇親会では,野口先生が「公私の分数」がとても分かりやすいと,お話し下さいました。何とはなくですが,野口先生のお役に立っていそうで良かったと思いました。