【横山験也のちょっと一休み】№.2883
『道徳読み』の広山先生から、「ユーモア掲示物」への嬉しいメールが届きました。
御覧のように、教室の前の柱に貼り付けてくれました。
子ども達に、こういう掲示物を貼るからね、というような話は何もしなかったそうです。
それでも、
「何も言わなくても
ふしぎと、この柱の前で立ち止まってくれます!」
とのことです。
また、
「私の教室の前は走らなくなりました。」とも。
この手のユーモア掲示物、子ども達はすぐに受け入れてくれます。ですが、そこから行動に変化を起こすかどうかは、掲示物の力より、子ども達の持つ「日ごろの道徳心」が大きいです。
同じものを見ても、見る人によって受け止めが違ってきます。
道徳心のある人が見れば、道徳が心に伝わります。
すれた人が見れば、けちの付け所が見えて来ます。
広山先生のたよりから、ふと感じることは、日ごろから「物を見たら、その心も観よう」という道徳心を育てているからだろうと思えています。
子ども達は、立ち止まって、なぞ解きをして、
その後、
「何でこんなクイズみたいなのを広山先生は貼ったんだろう」
との思いが頭を巡ったように思えます。
そうだとしたら、この時点で子ども達の道徳は二重丸、三重丸ですね。
この柱の反対側には、自作のユーモア掲示物「マスクをし羊羹」が貼ってあるそうです。さすがは、広山先生です。
ユーモア掲示物はなかなか良い感じですね。
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私のおすすめ本、本日は『学校アップデート』です。
この本は充実しています。
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