【横山験也のちょっと一休み】№.2744
私の本、『「夢中で算数」をつくる教材アイディア集』がアマゾンに出ました。
発売は3月26日です。
■ 本の中に野口先生のような感触が ■
和算の研究家として名高い三上義夫の『文化史上より見たる日本の数学』を棚から取り出し、再読しました。
以前に読んだときは感じなかったのですが、「おや? 野口芳宏先生のような・・・」と思う所がチラリホラりとあり、読み進めるのが心地よかったです。
三上さんは、もしかしたら千葉とゆかりがあるのでは・・・と思いました。
ネットでも少し調べたのですが、この本にも三上さんの足跡が記されているので、ともに住居をマークしつつ、読んでみました。
三上さんは旧制中学の2年生に編入したのですが、それが千葉県でした。
だから似ているところがあるのかもしれないと喜んだのですが、その後、また別の地へ行かれたようでした。
ということは、明治時代の言葉の用い方の一部が野口先生にあり、それが三上さんの文章と交差していたものと思えました。
算数系の本を読みつつ、国語の大家である野口先生が浮かんできたのですから、これは良い兆しと言えます。
なにか、良い方向に向かいそうです。
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