【横山験也のちょっと一休み】№.2920
残暑がなかなかの厳しさで、どうにも頭の働きが・・・
こういう時は、痛快な本をと思い、明治時代の道徳の本を少し読み返しました。
西村茂樹の『日本道徳論』です。
ズバッ! スバッ!と書いていることも痛快に感じますが、江戸時代から脈々とつながる道徳の考え方なども端的に示されていて、分かりやすいです。
だからと言って、軽快に読み進められる本ではありません。
読めない漢字・熟語がたくさん出てきます。
波蘭(ポーランド)
波斯(ペルシャ)
普魯西(ロシア)
これなどは、以前、自分でルビを振っていたからすんなり読めましたが、ルビを書いていなかったら、「なみらん??」「なみこれ??」「ふろにし??」となります。
さらに、意味が伝わりにくい漢文、古文も出てきます。
出来るだけ、辞書で調べつつ・・・、所により、次回読む時に調べましょうと見送ったりして、なんとなくわかった気になって読むのが、こういった古い本の私の読み方になっています。
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木村明憲先生の新刊『単元縦断×教科横断』が9月10日に発売になります。
良い本です!
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