【横山験也のちょっと一休み】№.2647
■ 朝ドラから福本清三さんが見えて ■
「即位礼正殿の儀」が気になり、早めにNHKをつけていたら、朝ドラの再放送が始まりました。
映画俳優になることを夢に描いている男性が、初めて役をもらい、大喜びしている様子が放映されていました。
大喜びしているのだから、たいそうな役を頂いたのかと思いきや、その役のセリフは、ほんの一言。
「うっ・・・!」と言ってぐったりする。
これだけです。
その様子を見ながら、この人、もしかしたら斬られ役で有名な福本清三さんのことではないかと、ふと思いました。
陛下の「即位礼正殿の儀」が放映される前に、この映像でしたので、頭が少々熱くなってきました。
「斬られ役」という小さなところでも、そこを研究し続け極めたがために、福本さんはハリウッド映画に出演するに至りました。
自分も、算数の教材づくりという小さなところで、アフリカのルワンダでのプロジェクトに結びついています。
「小さなところでいいので、それをとことん継続的に推し進めていきなさい。」
朝ドラから見えてきた福本清三から、こんな言葉をかけていただいた気持ちになりました。
来年の春に刊行しようと思っている算数本の原稿も、少しピッチ良くすすみました。
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