【横山験也のちょっと一休み】№.2263
■神保町の古本屋で購入■
ちょっと時間があったので、さくら社から徒歩2分にある神保町古本屋街へ行きました。
まずは、明倫館。算術書の面白いのが出ていないかと立ち寄りましたが、今回はとくにありませんでした。
立ち読みした幼児の数の指導本に、4つの棒が幾つあるか幼児に答えさせたら、1から数え始め、1234となったので「4」と答えた話が出ていました。
続けて読むと、そこに1本足して、これで幾つかたずねたら、その幼児はまた12345と1から数えなおして「5」と答えたそうです。
ルワンダやケニヤの子がこの形でしたので、確かな手ごたえとして、IMの道がさらに確かなものになったと感じました。
別の古本屋に吉川幸次郎の『論語について』があったので、迷わず購入。
さらに違う古本屋には、諸橋轍次の『中等 論語の講義』があり、こちらも迷わず購入。
『中等 論語の講義』は昭和28年の書版発行で、当時の中学校を卒業した程度の人でしたら読める、という作りの本になっています。
開いて少し読んだのですが、当時の中学卒業生はこれが読めたのかと脅かされました。
この本は、次にルワンダに渡航する時の旅の友にしたいと思っています。
小さい本なのですが、うんと小さい活字でびっちり書かれています。それが500p弱。
読み応えあります。
道徳の勉強のために、論語を読んでみたいと思う先生には、タイトルが『論語』となっている本をお薦めしています。
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