【横山験也のちょっと一休み】№.2351
■神田の古本屋で■
先日、ちょっと時間があったので、神田の古本屋を覘いてきました。
来月、ルワンダに渡航するので、そのお供になりそうな本を探しました。
すると、森毅の『数学的思考』(講談社学術文庫)があったので、これ持っているはずと思いつつ、手に取りました。
不思議なものですね。持っているはずで、何度か読んだはずなのに、中身が新鮮なのです。
まあ、何冊あっても良いかと思い、購入しました。
帰りの電車で少し読んだのですが、大事な思考について再び読むことができ、ここで読んだ所は「後日の吉」との思いが湧いてきました。
こういう感触が私にとても嬉しく、未来への期待が広がります。
そうして、家に帰ったら、やっぱり持っていました。
それも、2冊並んで棚に入っていました。
今回ので3冊目になりますが、今回の購入が一番未来を感じました。
こういうこともあるのです。
もう一冊、『鴎外論集』があったので手にしました。
こちらは読むと頭が良くなりそうに思えたことと、文章が私に読めるかどうかの確認もしたくて、少し立ち読みしました。
行けそうな気がしたので、これも購入しました。
こうして、本を買ったことを書いていると、かなりの読書家で、たいそうな量を読んでいるように思われる人もいるかもしれません。
そうでもないのです。
まだ、伊藤仁斎の『論語古義』を読んでいます。
読み終わらないのです。
自分の読みは遅い方だなと思うこともありますが、読んでいていい気分でいられたら、それが一番と思っています。
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