調べ物をしていたら,心に染みてきたすばらしい言い伝えと出会いました。
「茶碗を投げば綿でかかえよ」
相手が怒ってしまって茶碗を投げてきたら,茶碗が割れないように綿で受け止めましょう!との言い伝えです。
茶碗が飛んできたら,とっさに座布団をとり,それで受け止めれば,茶碗は割れずにすみます。(そんな早業は私にはできませんが・・・)
座布団のように柔らかい心で受け止めれば,相手を傷つけずにことが丸く収まりますよと言うことです。
こういう話は野口先生からもよく聞いています。
校長室に怒鳴り込んできた親には真心で対応すること。
話をよく聞き,相手の身になってごもっともなことと思うように,柔らかく受け止めることです。
いっしょになって茶碗を投げてはいけないのですね。
立派な人は昔も今も変わりません。
※ 諺は,『故事俗信ことわざ大辞典』に出ていました。高価ですがCDがついています。PCでさっと調べられ重宝しています。
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野口先生の道徳の本,お勧めです。
『道徳授業の教科書』
※ この本には,「指導者としての姿勢」が記されています。そこを読み返すだけでも勉強になります。
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