横山験也のちょっと一休み】№.3704
さくら社から『さくらmathはじめます!』という算数ソフトが、来年の春に発売になります。
その中は、1巻と2巻に分かれています。
1巻の2つ目の単元は「いくつと いくつ」です。
数の合成と分解を学びます。
ここでの学習がその後に学ぶたし算やひき算の基礎となっているので、非常に重要な単元です。
『さくらmathはじめます!』の「いくつと いくつ」の単元には13ページの学習が入っています。1ページが1つのソフトになっているので、良い学習ができます。
その中の5ページ目は「7は いくつと いくつ1」です。
下のような問題が出てきます。
問題文が良く読めない場合は、ネコのボタンをクリックしましょう。
すると、「7は3といくつですか」と問題文を読み上げてくれます。
出題された問題に対して、「7」という数字を見ながら、また、7個の絵を見ながら、7は3といくつに分かれるか考えることができます。
解答用のボタンがあるので、それで正答である「4」をクリックしたら、図の中に「と」の字が出てきます。ここが大事なポイントです。さっきまで7だった絵が、3と4に変わりますが全体は7のまま。「7」と「3と4」は同じことを、一まとまりとして見ているか、2つに分けて見ているか、そういう見方が変わっているだけで、数としては同数あることを感覚として学んでいきます。
また、正解したときに、音声で「7は3と4」と言ってくれます。これも大事なところです。言葉として認識していくことが算数力の向上に必須だからです。
数字、図、音声。
この3つで、7は3と4になることを示してくれます。
これは、かなり強力な学習になりますね。
ソフトですから、「3と4」の場合だけでなく、「1と6」の場合も、「2と5」の場合も、問題として出題されます。
サンプル版がサイトにアップされています。ぜひ、ご覧ください!!
ちらしは<こちら>。
サンプル版は<こちら>の下の方にあります。
iPad用のサンプル版も来年の1月にはアップを予定しています。
—–
下の本は算数のアイディア教材満載の本です。
私の本です。ぜひ、お読みください。