【横山験也のちょっと一休み】№.3392

アマゾンから『「いのちの授業」をつくる』が本日届きました。
この本の「はじめに」を玉置先生が書いているのですが、実に素晴らしいです。

「鈴木さんは、わずか六歳で小児がんのために亡くなった娘さんの景子ちゃんの詳しい病状や、病室での両親や看護師さんとの会話を淡々と語られました。」
まず、これです。
これが非常に重要です。
その重要性がわかるように、玉置先生は続けて記しています。

「鈴木さんは、『我が娘はこんな大変な病気になってとても苦しんだのだよ。その辛さはわかりますか』などと、聞き手に身内の痛みを押し付けることはありませんでした。」

この流れを読んだときに、玉置先生はまさにさすがであり、鈴木さんはその精神性が実に高い人と感じました。

ここに感じ入るものがある先生の道徳は、本物志向と言えます。

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