車で出張。
その帰りしな、カーナビに「伊能忠敬出生の地」が出てきました。
行く時には全く気がつかなかったのですが、帰りと言うこともあり、ちょっと寄ってみました。
入り口には「千葉県指定史跡 伊能忠敬記念公園」とありました。
千葉県ゆかりの偉人ということもあり、伊能忠敬にはあこがれるものがありました。
50を過ぎてからでも、努力をして日本全図を作成したのです。
「人生は後半、真価あり!」との思いを強く抱かせてくれた偉人です。
銅像や、出生の地という石碑などを見ながら、伊能忠敬の50以降と、自分自身の50以降とが妙に重なって来て、改めて心が奮い立ちました。
50歳の頃に新しいことを始めたのが似ている。
忠敬は20歳も年下の人について天文学を学んだのと同様、私も一回り年の若い先生について学んだ。
この2つが似通った生き方と思っていたのですが、今年は新たに、もう一つ似通ったことができました。
忠敬は幕府に認められて蝦夷の測量を開始したのです。
私はJICAに認められてルワンダへの調査を開始しました。
こうなると、忠敬の第10次測量まで自分もできるのではないかと思えてきます。
小さな公園でしたが、私の思いは大きくなりました。
「自分を導く先達でいてください」
ふと、そんなお願いをしました。
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