山中伸之先生の『所見辞典』。
大人気です。
意外ですが、ざっと読むだけでも、結構な勉強になります。
夏休みの読書にもお勧めです。
■時間の学習■
ルワンダの教科書を今日も開いて楽しんでいます。
ルワンダでは5年生で時間の学習を学びます。
例えば、「2時間は何分?」というような学習です。
日本では1年生2年生でしっかり分かる学習です。
それを5年生が1単元使って勉強しています。
ルワンダに行くとわかるのですが、時計をあまり見かけません。
もともと、時間感覚がさほど正確でなくても問題の無い土地柄なのだと思います。
実際、ブートキャンプ開催にあたり、先生を募集したら、定刻に現れたのは1人だけでした。
審査中にやってきたのが3人。
審査が終わってから電話で「今向かっている」というのが3人。
こういう状況が分かると、教科書を見る目がちょっと鋭くなってきます。
「日本のあたりまえが通じない!」と感覚的にわかってきます。
誰でもそうだと思いますが、専門とするところでこういう鋭さみたいなのがメラッと出てくると、いい感じになります。
そうして、私の場合は、「ライバルはデカルト!」と闘志がわいてきます。
そんなわけで、今日も調子のよい一日でした。
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