【横山験也のちょっと一休み】№.3504
日曜日は、「いつものジョナサン」で楽しく過ごしました。
今回は、いつもの城ケ崎先生、佐々木先生に加え、かの有名な諸野脇氏が参加してくれました。
驚いたのは城ケ崎先生のレポート。「ゲーミフィケーション」の研究を始めていたのです。今回はそのさわり部分でした。
「ゲーミフィケーション」という言葉には、ちょっと思い出があります。
私が学習ゲームで一世を風靡していたころ、『授業づくりネットワーク』誌が「ゲーミフィケーション」の特集を行っていました。その時に、私にも原稿依頼があったのかどうか、そこが記憶から飛んでいますが、何かしらの知らせがあり、この言葉を初めて知りました。
こういう新しい概念を表す言葉に授業づくりネットワークは敏感だったように思います。当時の代表は、確か、藤岡信勝先生。
ネットワークとのご縁で、初めて「ゲーミフィケーション」という言葉を知った私は、その意味も把握できずにいました。当該のネットワーク誌も読んだのですが、どうにも意味はよくわかりませんでした。
かなりの時が経ち、ゲームをゲームと関係のない世界に応用していくというような意味と知り、それは、私のやっていた学習ゲームのことなのだなと納得した次第でした。
そのゲーミフィケーションに城ケ崎先生が研究の目を向けたことに驚き、そのきっかけの話を聞いたら、これが良い話でした。
昨年1年間、城ケ崎先生の教室に通って授業分析をしていた大学の先生が、城ケ崎先生の授業は創意工夫に満たされていて、ゲーミフィケーションのようだということで、その方面の研究を推してくれたそうです。
城ケ崎先生の研究、この先が楽しみです。
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ゲーミフィケーションと言えば、そうとも言える算数がてんこ盛りなのが、こちらの2冊です。
6月末には、この本の第3集が刊行予定です。こちらも楽しみです。