『関大初等部式 思考力育成法 ガイドブック』の表紙です。
裁断前の表紙ですので,トンボも映っています。
表紙にも出ている思考ツールを使うこと,使い慣れて,使いこなすようにしていくこと。
この流れは,算数の学習とかなり重なります。
思考ツールはいわば,思考の基本公式です。
公式を知っているか,知らないままで自分なりにやるか。その差は算数では歴然としてきます。
例えば,67個のおはじきを数えるとします。
「10の束が幾つ」という数える公式を知っている子は,10ずつ並べるなどしていきます。並べ終われば,見た目で答えが分かります。
これを自分なりにと思って,どんどん数えて行くこともできます。
しかし,数え間違えが起こりやすく,数え終わった後,再確認したくてもできません。また,数え直しです。
思考法そのものを学ぶ学習。私が現役の頃には無かった学びです。
これからの時代に,こういった研究が進み,子供達の能力がグッと向上するのだろうなと思っています。
この『関大初等部式 思考力育成法 ガイドブック』は,2月7日の関西大学初等部の公開研究発表会会場に並びます。全国に先駆けての先行販売です。
楽しみですね。
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