【横山験也のちょっと一休み】№.2726
■ 青雲の志 ■
友だちから面接を受けたという連絡が届きました。
私の友達ですから、相応に年を重ねています。
それでも、面接を受け将来を今より大きめに切り拓こうとしています。
「青雲の志」を感じます。
こういう何かを前進させる初期に大切となることは、その今の強い高まりのある心を保つことです。
世阿弥の「初心忘るるべからず」ではありませんが、何かに書き留めて、時折見て欲しいですね。
昔から、「薬缶と道心は冷めやすい」と言われています。
薬缶は台所でお湯を沸かす、あのやかんです。
道心と言うのは道徳心のことです。
何か強い思いをもって心に決めたことでも、なぜか、薬缶のように冷めていってしまうことがあります。心の世界は、残念なことに、頭よりも体よりも揺れ動きやすく作られているからです。
「筋肉は裏切らない」と言われるように、体は学んだことを覚えていますが、心で決めたことは三日坊主に代表されるように、すぐに冷めて忘れることが多々あります。
「心は変わりやすい」のです。
ですので、熱い時のその気持ちを保つために、言葉を書いて壁に貼る人もいました。
言葉にしておけば、心に収めているより冷めにくくなります。
友だちの前向きな行動を知ると、私も思わず力が入ります。
ルワンダのプロジェクトを成功させ、ルワンダの子供達、先生方の算数を大前進させるぞ!と強く思います。
壁には貼っていませんが、自分で書き記したプロジェクトの初心の言葉を、ちょっと見返しました。
ますます頑張ろうと思います。
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