【横山験也のちょっと一休み】№.2109
■中学の特別支援級、算数ソフトで大効果!!■
愛知で中学校の先生をしている近藤史親先生から嬉しいお便りをいただきました。
特別支援学級で、速さの所をお試しでやってみました。 すると、良い反応が返ってきました。 効果音にとても笑顔になり、速くなる動画が見たい一心で 速さの関係を自然と理解してしまいました。
近藤先生からは、「文字式」の意味を一瞬で生徒さんが理解したことを、1か月ほど前に教えていただきました。
それだけでも、極めて画期的なことと思っていたのですが、今度は、泣く子も黙る「速さ」です。
速さのソフトというのは、6年の「速さ」単元に収録されている1番目のソフトです。
パトカーを左右に動かすと、道のりを変更できます。
赤丸を左右に動かすと、時間を変更できます。
生徒さんは速く走らせたくなり、パトと赤丸をどう操作したらいいか、懸命に考えたのですね。
そうしたら、ひらめいちゃったのです。
考えて、ひらめく。
これが正しい意味での「分かった!」状態です。
嬉しい限りです!
小学校の授業用に開発してきた算数ソフト『子どもが夢中で手を挙げる算数』ですが、中学の支援を要する生徒さんのお役に立てて、感激しています。
私が小学校の先生に初めてなったとき、小学校の特別支援級を担任しました。
何ん力にもなれなかった私ですが、今、こうして見知らぬ生徒さんのお力になれたかと思うと、なんとも言えない嬉しさでいっぱいです。
近藤先生、素晴らしい実践をしてくださり、ありがとうございました。
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