【横山験也のちょっと一休み】№.2169
■古典は何がお薦め?■
論語などの古典が好きで、日ごろから机周りに置いてあり、ちょっとしたときに読んでは楽しんでいます。
自分が好きで読んでいることをブログでも書いているので、次第に古典好きの友達が増えているように感じています。
論語などの古典を好む先生は、きっと道徳の指導も普通より深みのある何かを授けているのだろうと思っています。
先日、友達の先生に、「古典を読むとしたら、何を読めばいいですか。」と問われました。
間髪入れず、「論語です。」と答えました。
どうして、『論語』を読むといいのでしょう。
その回答は、「読めばわかるよ!」です。
論語の本はたくさん出ているので、自分の好きな著者先生の本から入るのも良いです。
本の厚さで考えて決めるのもいいです。
それぐらいたくさん出ているので、時として、「特にどれかお勧めは?」と尋ねられることもあります。
朝日選書の『論語』(上・下)がいいと話しています。
『日めくり 論語』を教室に置いている先生は結構たくさんいらっしゃいます。
教室に置いてから、1か月2か月と月日が経つと、じんわりと効いてくると、先生方から知らせを受けています。
先人の教えは、現代っ子の心にも伝わるのだなぁと、妙に納得しています。
先日、関西の木島先生から、『日めくり 論語』の嬉しいお知らせをいただきました。
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日めくり論語を前の棚に置いてあります。
今年度受け持っている二人の子どもが、「先生、それはどこで買えますか。」と尋ねてきました。
「おうちの人に、さくら社の教室論語で探してもらうとわかると思います。」と答えました。
数日後、買ってもらったと笑顔で報告してくれました。
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この二人の子は、きっと、質の高い道徳を学びたいのでしょう。
素晴らしいことです。
今、『孟子』を読み返しています。
随所で思いが深まります。
「道は近きにあり」
日々の仕事。
そこに道があると思えると、この言葉がずっしり来ます。
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