本棚にあった『ことばと文化』。
ずいぶん昔の本のようで,奥付を見たら,初版が1973年。
これは,私が大学生になった年です。
東京へ行く道中,読み返したのですが,昔読んだ記憶がありません。本の中には,読んでいた形跡があるのですが・・・。
ことばの本を読んでみたくなったのは,ルワンダやケニヤに行ったからです。
先日も書きましたが,かさの単位「CC」を見ても,日本人はただの記号としてこれを見ています。
でも,英語圏の人たちは,cubic centimetreの略号とわかっているので,「立方cm」と直結します。
このあたりの面白さに,学ぶべきところがありそうな予感がして,この『ことばと文化』を再度読むことにしました。
かなり,感動しました。
講座で話すとき,大先輩が聴講していると,日本人は話しづらくなります。でも,英語圏の人は違うようなのです。
そうなる理由もわかりやすく書いてあります。
大いに勉強になり,読み終わる頃,鈴木孝夫氏の別の本も読みたくなりました。
『日本人はなぜ英語ができないか』を早速,購入。
これもいいです!
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