【横山験也のちょっと一休み】№.2063
◆発売はもうすぐです!◆
宇佐美寛先生の新作、『教師の文章』は9日に発売になります。
実に楽しみです!
駆け出しの頃の私は、文章を書く力がありませんでした。指導案すら、まともには書けないほどの低レベルでした。
このままではダメだと思い、筆力を高めるために、特訓をすることにしました。
その方法は視写です。
写す対象は、宇佐美寛先生の『論理的思考』(メヂカルフレンド社)です。
文章のハウツー本も持っていましたが、そういう小手先のことではダメだろうと思っていました。
すぐに自己流に戻るだろうと思ったからです。
宇佐美先生の達意の文を写すことで、文のリズム、文と文のつながりの感触などが体に染み込むだろうと思っていたのです。
「体に染みこませるには時間はかかる。
しかし、ずっしりと奥底に力がたまる。」
そう信じて毎日、毎晩続けました。
一文を短く。一文一義。・・・
予想通りとなり、おかげさまで、それなりに書ける様になりました。
今にして思えば、宇佐美先生の本を視写したことは、文章力の「涵養」を自ら行っていたのだと思えます。
若い頃に、良い特訓をしたと今も思っています。
その宇佐美先生の『教師の文章』です。
楽しみでなりません。
そうして、12月2日は==『教師の文章』刊行記念 宇佐美 寛先生 講演会==です。
こちらも楽しみです。
--
関連記事: