【横山験也のちょっと一休み】№.2088

◆前田康裕先生とミーティング◆
久しぶりに前田先生と話しました。
最初の話題は、皆様からの御要望がとても大きい、”まんが3”です。
3巻の最終章となる8章を開きながら、前田先生が熱く語ってくれました。
とてもいい内容になっています!

驚いたのは、前田先生がオッと思うような大志を抱いていることです。
50過ぎたら、思い描くのは退職後の自分の姿です。
しかしながら、その姿すら、自覚してもなかなか見えてきません。
そんな世代を生きている前田先生なのですが、語られる話の中に「大志」が含まれています。
こういう先生と友達なのですから、私もありがたいと思います。
着実に前進していって欲しいです。
及ばずながら、応援をしたいという気持ちになりました。

夕飯を神保町のカレー屋で御一緒し、その後はさぼうるへ。
なかなかいいコースでした。

”まんが3”は、来年の2月刊行予定です。
楽しみですね!!

◆サクランボ◆
電車の中で『レ・ミゼラブル』の続きを読んでいました。
話が突如1817年の出来事になり、続けて男女4人組の青春話になり、「なんだこれ??」となりました。
こういう時、睡魔がぐいぐい進行してきます。
かなり寝てしまいました。

それでも、時折目覚め、先を読むと・・・。
「桜ん坊」と出てきました。
こういう漢字が用いられているとは思いもよりませんでした。
サクランボを漢字で「桜ん坊」と書くのですね。
でも、もしかしたら、訳者の独創ということもあり得るので、調べてみました。
「桜ん坊」「桜桃」「桜坊」と出ていました。

驚きはこれで終わりかと思ったのですが、新たな驚きと出合いました。
国語辞典の世界では、「さくらんぼう」が見出し語なのです。
「さくらんぼ」は、国語辞典ではまだ市民権を得ていないのですね。
私の言語世界では、「さくらんぼう」の方が化石語となっています。

◆5分間視写◆
今日も、少しだけですが、『教師の文章』(宇佐美寛著)を視写しました。

方法を規定されると、教師は(もちろん学習者も)不自由になる。自力で方法を考える独創性は禁じられることになる。(p29)

現役のころ、教え方はかなり大胆に発想して取り組んでいました。
そのためか、昨今耳にする、「板書も学年でそろえる」という噂に驚いています。
何か事情があるのだと思いますが、私のようなタイプの先生がいたら、辛いでしょうね。

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