【横山験也のちょっと一休み】№.2129
■丸岡先生から、「道徳読み」へのコメント■
銅像教育で有名な、あの丸岡先生から、「道徳読み」への嬉しいコメントが届きました。
「道徳読み」は、子どもたちの道徳感覚を 確実に積み上げることのできる方法です。 1年間をかけて子どもたちを育てることができます。
こういうコメントを頂けるとは思っていませんでした。
1、道徳感覚は積み上げられる。
2、その積み上げは実践的に感じ取れる。
この2つは、これまでの道徳授業からはなかなか聞くことができなかった内容です。
たいていは1時間の授業をどうするかというところに視点が定まっているからです。
丸岡先生は実践1年目にして、積み重ねをつかんでいます。
こうなってくると、「道徳読み」について、丸岡先生と少しミーティングをしてみたくなります。
次に大阪に行ったときにでも、前後の夜に語らいたいと思います。
コメントの続きです。
〔「道徳読み」は〕道徳を専門に研究されている方も そうでない方もそれぞれの取り組みが可能です。
特別な能力がないと、なかなかできない道徳の授業もあります。
それは名人や達人の授業です。
傾向として、発問で授業が展開されます。
この高度な道徳授業は、もしかしたら、特別な能力を必要とするのではなく、素地として「道徳読み」ができる子に育てておけば、可能かもしれないと思えています。;
いい感じで名人・達人に近づけるのではないかと思っています。
なぜ、そう思うかというと、これまでの若い先生の実践から、「道徳読み」で生じる積み重ねが道徳授業の基礎となっていることがつかめているからです。
丸岡先生のコメントを読んで、3月発売の『「道徳読み」』(広山隆行編著)がさらに楽しみになりました。
この本が出たら、積み重ねも含めて、研究を広げていきたいですね。
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