【横山験也のちょっと一休み】№.3063

今日もまた、嬉しいことが続いています。

29日に発売される本の見本が出来上がり、さくら社に届きました。
とは言っても、私は在宅ワーク・テレワークなので、届いた見本を手にしていません。
さくら社から転送されて、自宅に届いてきます。

まだ、本を手にできませんが、とても嬉しい気分になっています。
本はそういうものなのです。

「本を書くのは大変でしょうね」と思われることもあるのですが、実は、とても楽しい仕事です。
とくに、出版社から、「先生、こんなテーマで1冊、お書きいただけませんでしょうか」と請われたら、もう、天にも昇るような思いになります。
それほど、本を書くことは嬉しいことなのです。

本を書くようになると、ある時を境に急に大変になることがあります。
それは、執筆依頼が重なる時です。
1冊依頼されて、それを書き終えて、その後、次の1冊の依頼が来て、それも書き終えて・・・と、1→2→3→4・・・と順々にやってきてくれればと思うのですが、その様な流れがガラッと変わる時がやってきます。
「先生、これと一緒に、こちらもよろしくお願いします」となり、そこに他の出版社からも依頼が入ることもあります。

この道に入ると、一つ一つの依頼は嬉しいのですが、時間的に体力的に厳しさがやってきます。
時間の捻出や、体力温存の工夫など、あれこれチャチャか進める方向で頭を使い始めます。それがまた、仕事をこなす力のパワーアップにもなっていくのですが、なかなか厳しい世界です。
それでも、「本を出したい」、できれば、「だくさん出したい」と願っていると、この厳しさも一つの愉快な世界になります。

私にもそんな時代がありました。懐かしいです。

この『「夢中で算数」をつくる教材アイディア集2』を執筆中の私は、本を同時並行的に2冊3冊という状態ではなく、この本1冊だけだったので、とても楽しく愉快な気分で書いていました。
ゲラの点検をした時も、自分でクスッと笑って、「この本は楽しい良い本だ」と思いました。
特に、3年生の円の「ダイヤモンドあてゲーム」は、自分でも秀作と思っています。この本の13章に載っています!

発売は29日ですから、もう少しです。
楽しみです。

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