野口芳宏先生の国語を継承するセミナー(in横浜)に参加してきました。
説明文3本、物語文3本の模擬授業があり、大いに勉強になりました。
模擬授業をしたのは野口先生ではなく、野口先生から学んでいる先生方6名です。
どの授業もよく考えられていて、所によりウィットもあり、楽しませてもらいました。
「おてがみ」
「ごんぎつね」
「大造じいさんとがん」
物語文はこの3つが題材となっていました。
物語文を読む時、私は「道徳を加味した読み」をしています。
「道徳を加味した読み」を行うと、良い悪いが際だつので、私のように国語にうとい人間でも、少しは分かった様な気持ちになります。
今回は久しぶりの物語文だった上に、3本続けてでした。
おかげで、いつも以上に新たな良い読みができ、満足のいく時間となりました。
「おてがみ」ではかえるくんの立派さがこれまでの読み以上に、際だちました。
「なるほど」「そうか」と心密かにうなりました。
「ごんぎつね」ではごんの恐ろしいまでの愚かさ、世間知らずが見えてきました。
世間様を勉強しなければ、こうなるという戒めが見えてきたのです。
それとは別に、これまで全く気がつかなかった大きな読みができ、模擬授業中にも関わらず、思わず、「そうか」と声を上げてしまい、会場から失笑を買いました。
「道徳を加味した読み」に自分ではまっていたのです。
「大造じいさんとがん」は書くのを止めましょう。
懇親会で横浜の佐藤先生と歓談。
算数ソフトを使って楽しく算数を進めている先生です。
愉快に話していると、話が次第に体育へ。
スポーツ選手の話なども飛び出し、良い感じです。
その時の目がキラキラしていたので、あっという間に、「体育金言教育」の第一人者となりました。
そうしたら、さらに熱い雰囲気になり、頭の中をあれこれ巡った様でした。
数年先に、佐藤先生の新しい教育観が少しは広がっているかも知れません。
楽しみな先生です。
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