夕飯をいただいたら、ルワンダに向けて出立します。
その前に、一つ、書きたくなりました。
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時々、「いいなぁ」と思うメールをいただきます。
大阪の新田先生が算数の授業を大変楽しく展開されたそうです。
わり算の勉強で、トイレットペーパーが登場。それを等分するする授業です。
その時、「魔法の手」が登場したそうです。
魔法を使う新田先生、きっと、子ども達も「先生大好き」状態だったと思います。
新田先生と言えば、姿勢が実に良い先生です。
姿勢が良くなれば、自然と心根も良くなっていきます。
顔も次第に柔和になります。
このぐらいまでは姿勢を良くしていると、なんとはなく分かってきます。
『孟子』を読むと、その先が記されています。
「四体に施(なが)れる」と。
振る舞いまでもが自然と良くなるということです。
ぶっきらぼうにはしたくなくなり、横柄にはしていたくなくなります。
古典を読むと、先達のナイスな言葉に触れることができ、フッと「ああ、そうか」と感じ取れてきます。
気持ちがグッと良くなってきます。
新田先生は魔法を使うほどの熱心な先生です。
子ども達も新田先生を大好き。
自然と子ども達は新田先生に感化されていきます。
これが道徳の学びのあるべき姿です。
実にいいですね。
そういう状態の子は、先生からどんどん吸収し始めます。
時折、先達のグッと来る言葉などを伝えると、子ども達の体に染みていきますね。
そういう先生と友達でいられることは私には嬉しいことです。
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